うつ、薬なしで治りました 本文へジャンプ
うつ病について

ウツになってしまう原因

直接の原因
脳内の神経伝達物質(セロトニンやノルアドレナリン)の
バランスが乱れてうつ病になります。
このため、多くのうつ病に対しては投薬治療が有効です。

うつ病を引き起こす要因
一般的には過度なストレスだと言われていますが、
ストレスの感じ方も許容範囲も人それぞれであり、様々に絡み合います。
「こんなことがあったからウツになった。」と言えるものではありません。
例えば、僕が就職したこともそのひとつです。
多くの人にとっては、慣れない生活に苦しみながら、
成長してステップアップしていくものです。
ところが、僕はたまたまココロが悲鳴を上げてしまった。
大切なのは、「ハナオカはうつ病になった」と事実だけです。
「他の人は働いているのに・・・」とか、「もう少し耐えれば・・・」
と考えてしまうのは、無意味であり、危険です。

上にも書いたとおり、神経伝達物質の乱れでうつ病になるので、
薬物依存やアルコール依存も、うつ病発症の要因になります。
1,2割の人は要因がなくてもうつ病になってしまいます。

よくある“過度なストレス”
“うつ病”は、なんらかの過度なストレスが引き金になると考えられています。さまざまなストレスのうちで特に多いのは、「人間関係の変化」と「環境の変化」です。たとえば身近な人の死や、リストラなどの心理的に「悲しい出来事」だけではなく、昇進や結婚、出産といったいわば「嬉しい出来事」がきっかけで“うつ病”になることもあります。
“うつ病”のきっかけとなる出来事(例)
仕事に関すること 就職、昇進、降格、失業、仕事の失敗、定年
健康に関すること 月経、妊娠、出産、事故、からだの病気
家族に関すること 子どもの自立・結婚、家庭内の不和
お金に関すること 貧困、税金問題、相続問題
結婚に関すること 婚約・結婚、異性関係
状況の変化 旅行、引っ越し、転勤
喪失体験 近親者との死別・離別、病気

うつ病になりやすい人
一般的に、几帳面で真面目な人がなりやすいとされています。

うつ病の罹りやすさには遺伝的要因も考えられます。
たとえば、一卵性の双子の場合、一人がうつ病になってしまった場合、
もう一人が一生のうちにうつ病になる可能性はおよそ50%となります。
うつ病患者がいる家族の場合、子供や両親が一生のうちにうつ病になる確率は
そうでない人の約3倍となります。


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